不動産ブログを書いていますか?
誰の目線で書いていますか?
更新頻度を気にしていますか?
目次
なぜ、不動産ブログを書くのか?
そもそも、なぜ不動産ブログを書こうとしているのか、書いているのか。
検索で引っかからないかなと思って。
記事数が多いとGoogleで優位になるから。
最近のGoogleは内容重視になっています。
不動産ブログは見込み客の利益になる内容で書いていますか?
営業さんの日常に見込み客は何の興味もありません。またGoogleも興味がありません。
日常とは家族、趣味、ご飯ネタなど不動産に関係のないネタになります。
日常ブログが数千文字で書かれて万一検索上位に表示されても、それは不動産に興味がある人が読むとは思えません。
また、名古屋が拠点の不動産会社が東京、大阪の人に読まれても反響は期待できません。
不動産ブログは見込み客が興味のある記事を書くことが重要になります。
書く内容も不動産関係でなければ意味がありません。
更新頻度も最初は時事ネタでなければ一ヶ月に1-2度で十分です。
ただし、文字数は最低2,000文字は書いてください。
では、何を書きますか?
不動産ブログ記事を書き慣れてない人に「SEO」を念頭にGoogleの検索上位になるように書きましょうって言われても無理です。
前にも投稿記事を書きましたが最近はChat GPTを使えばざっくりとした記事を下書きしてくれますので、これは利用すべきです。
そうなると記事ネタをどうするかになります。
- 不動産購入に必要な書類と諸費用
- 不動産購入の注意点
- 不動産売却の虎の巻
- 不動産相続の心構え
- 空き家対策問題
などをタイトルとして考えた場合ですが悪くはありませんが、検索難易度は高くなります。
このようなタイトルを付けた不動産ブログやページは星の数ほどありますから数千、数万文字書いても上位表示はされない可能性があります。
では、どうする?
まず、御社のターゲットエリアは何処でしょうか?
例えば名古屋市であれば「名古屋市で初めての不動産購入」、もっと絞り込んで「名古屋市で初めての一戸建て購入」が書ければ「名古屋市で初めての中古マンション購入」も書けます。
ただし、一戸建てとマンションで内容があまり重複しないようにように、あくまで別物として書くか、最初の「名古屋市で初めての不動産購入」で土地、一戸建て、マンションと分けてひとつの不動産ブログに書くことでかなりの文字数が稼げます。
ただし、この場合には文字ばかりになると離脱率が上がりますので画像や行間、見出しなどで分けて読みたい箇所だけ読ませる仕掛けがあったほうが良いです。
また、アフェリエイトサイトでも多く見られるタイトルで「2024年版・・・・・・・・」と続くタイプのタイトルがあります。
以外に検索で見かけるとクリックしてしまうことがあります。
「2024年版 名古屋市で新築一戸建て買うなら知っておく税金」などはどうでしょうか。
タイトルと記事内容が一致していないと駄目ですが、今も昔もタイトルは検索順位に影響しています。
また、あまりにキーワードを入れすぎたタイトルはSEOではマイナスとなり駄目ですが、見込み客が思わずクリックしたくなるタイトル作成は記事作成以上に重要になります。
Yahoo!ニュースの見出しなどはその傾向が強いですよね。
不動産ブログの記事ネタはどう探す?
ご自分でブログ記事のネタを考えるのには限界があります。
記者でもライターでもない人がすらすら書けたら才能があるという事ですが、一般的には難しいことです。
そこで、不動産ブログ記事のヒントとして活用したいのが時事ネタを扱っている本や雑誌です。
例えば「空き家対策」「相続」「税金」「住宅ローン」などの不動産ネタを特集しているケースをよく目にします。
営業トークにも使えるのでそのような雑誌をお読みの方もいらっしゃるでしょう。
私も電子雑誌の楽天マガジン(月額418円)をタブレットで閲覧するために購読していますが、数ある雑誌やムック本で不動産関係の特集をされていることが結構あります。
このようなサブスク電子書籍を契約すれば月ワンコインで読み放題ですからネタ探しには最適です。
丸写しは違法です
あくまで掲載記事を参考にして不動産のプロとして検証し、分からない箇所は調べ直して自身の知識で書くことで不動産ブログ記事を書くことが出来ます。
書かれている内容を丸写しにしてご自分で書いたような感じで公開しては、訴えられる場合がありますのでお気をつけください。
まずは何が書けるか箇条書きに書き出す
「キーワード選出」→「仮のタイトル」→「見出しを決める」→「記事を書く」→「タイトルを見直す」
不動産売却のアドバイス記事ならキーワードとして以下のワードが考えられます。
- 査定方法
- 売却方法
- 債務超過
- 買い替え
- 相続
- 空き家
今回は「名古屋市内で空き家になってしまったら、こんなリスクが。」と仮のタイトルを付けます。
次に見出しです・
見出しって?
雑誌や新聞にも見出しがあるようにブログにも見出しはあります。
ブログの見出しは主にH1、H2、H3、H4と言うタグがあります。
H1はタイトルに使用されるので、H2以下を使用すれば間違いありません。
今お読みの本記事にも見出しが設定されています。
文字が大きくなったり装飾された箇所が「見出し」になります。
見出しは読み手に対してこの箇所には、こんな事が書かれていますよ。とか飛ばし読みがしやすくなる効果があります。
また、1,000文字以上の記事で見出しがないとかなり読みにくくなります。
見出しが付けにくい場合には画像を入れて読みやすくするケースもあります。
見出しを決める
- 空き家は狙われている(住みつき)(H2)
- 名古屋市のような市街地で放火されたら(延焼問題)(H2)
- 知らない間にゴミ屋敷になっていた(不法投棄問題)(H2)
- 遠方の親族が相続して管理ができない(空家等対策の推進に関する特別措置法)(H2)
- 管理委託と売却(管理をしている会社なら両面で不安解消)(H2)
あとは、それぞれの見出しに記事を書いて、仮タイトルを見直すかそのままでよいか判断してください。
見出しをある程度決めることで書きやすくなります。
また、あくまで問い合わせをもらうためのブログですのでPRを忘れないようにしてください。
年間カレンダーを作る
不動産業界で必ずニュースにもなる話題があります。
- 地価公示
- 基準地価
- 路線価
- 税制改正
上記のネタは不動産ブログの記事としては鉄板ですので全域と地場で比較するなどする記事が書けると思います。
また、実勢価格を織り混ぜるなど工夫次第で記事の内容は広がります。
例えば御社の所在地や定点で直近5年程度の価格推移をネタにするの面白くないですか。
税制改正などは所属協会の研修などでポイントを説明してくれるので書籍や税務サイトと併せてポイント記事が書けると思います。
まとめ
不動産ブログを書くとなると難しく考えてしまいがちですが、知らない分野の記事を書くわけではありませんので思ったより書けるようになります。
例えば、空き家対策なら国土交通省の住宅・空き家対策ページへリンクを付けるなど国も促進してますよとすると信頼性が増します。
また、すでに空き家対策事案がある場合には実務からの目線で書いても面白いと思います。
見込み客は薄っぺらい記事より実務やリアルの部分があれば、経験と信頼性が相まって問い合わせにつながる記事になります。